ノンアルコール流行から考えてみた

 | PICLOG, 企画

ノンアルコール系が流行るという事は、どういうサービスが拡大していくのかを考えてみたいと思います。

今まで当たり前だった事が、形を変えて提供せざるを得ないといけない状態というのが、コロナウィルスの感染防止対策として色々出てきていると思います。

例えば、テレワーク・食事・医療・住居・衣料です。

 

テレワークでは、在宅で仕事できるようにしなければならなくなった為、満員電車に乗る必要がなくなり、通勤の時間が無くなりますので、その時間を自分の自己研鑽に使えたり、余裕をもった生活ができるようになったりと良い面もある反面、仕事の進捗が見えずらかったり、オフィスで使えていたオフィス用品を自分で準備しなければならなくなったり、労務管理がしにくくなったりします。このデメリットの部分が需要に繋がるのではないかと思います。

食事で言えば、外食が激減する為に、食に対するコストが下がり、自炊が基本となりますが、そういう中で自炊疲れや外食を欲する需要をどうするか?を考える部分が需要になっていると思います。ここでUberEatsが伸びていたりしますが、こればかりしていると糖質が多かったりする為に、宅配サービスを利用しながら、自炊料理を省力化する事が需要に繋がると思います。

医療で言えば、病院が逼迫してしまった関係で、コロナウィルス感染者以外の病気を病院以外で治療できるようにしなければなりませんので、民間企業が医療に携われる状況を作らなければなりません。この為、例えば、民間の会社・各家庭が医療行為ができるようにしていかなければなりません。もっと各会社の中で医療行為ができるようにするという需要が増えるでしょう。

住居で言えば、在宅勤務が基本となっていきますので、在宅勤務向けの住宅を都心ではなく、地方で活性化させないといけなくなります。そうなると、単純に生活するだけではなく、自宅近くに在宅勤務ができる住居を探さないといけないので、そういう住宅の需要が増えるように思います。

最後に、衣料ですが、自宅での生活が増えますので、室内着と仕事着の中間にあたる服が必要になります。もっというと、WEB会議で自分の姿を写す事が多くなりますので、上半身は仕事向きの服に見えるけど、下半身はスエットみたいな感じで、しっかり見えるけど、くつろげるような服に需要が増えるようにも思います。

この状況の中で当社がシステム化するとなった場合、IT化する前提で考えるのであれば、

・仕組みの提供

・マッチング

の2つを主眼に考えないといけないと思います。

例えば、テレワークでの仕事で言うと、

・オフィス用品の在宅勤務者への手配を効率化する(仕組みとマッチング)

・在宅でのプロジェクトもっと見える化管理システム(仕組み)

食事で言うと、

・自炊料理のシェアリングサービス(マッチング)

医療で言うと、

・民間医療のシェアリングサービス(マッチング)

・医療予約のもっと見える化システム(仕組みとマッチング)

※単なる病院の予約システムではなく、医療行為がもっと簡単に誰でもできるような事が容認される事が前提

住居で言うと、建築業者等とタッグを組んで、地方の空き物件を在宅勤務用の住居へ改良し、最初からインターネットやプリンタ等のオフィスで必要となる用品が揃っている物件を準備し、この物件とのマッチングサービスが必要になります。
医療に関しては、デジタル化というよりは、洋服製造の方にお任せするようになりますが、デジタル化するという前提で言うと、WEB会議で出席する時に、自分が着ている服がパジャマであったとしても、スーツを着ているように見せかけるアバターのような仕組みを作るとかが必要になるのかなと思います。

 

今後、当社内で企画をし、サービス化に繋げていきたいと考えています。