コロナ禍で高まる衣料のカタチ
ノンアルコールが流行しているという話でも触れましたが、「衣料業界」に変化が訪れています。
コロナ禍でテレワークによる自宅勤務が今後の基本になると考えた時、人はどういう行動をするのかと言うと、「朝イチのWeb会議が始まるギリギリまでは、できるだけプライベートの事をやっていたい」と思うはずです。
人によっては、ギリギリまで寝ているかもしれませんし、人よっては家事をしているかもしれません。
テレワークによって、どの時間が無くなったのかというと、
・出勤準備をする時間(お風呂、化粧、着替えなど)<約1時間(女性だと1.5時間?)>
・出勤する時間(自転車、電車、バス、徒歩)<約1時間>
と考えると、約2時間の余裕ができるわけです。
人は怠け者なので、自分を律することができる方は、自己研鑽に時間を使うかもしれませんが、最近の朝イチのWEB会議を見ていると、髪が少しボサボサになっている方がチラホラ見受けられます。
という事は、この2時間の余裕を「ギリギリまで寝る」という選択をしている方が多いのかもしれません。
そうなった場合に必要な衣料というのは、
部屋着のようでビジネスカジュアルにも見えるような衣類
なのかなと思います。そこで最近目立ってきているのが、洗濯機で洗えるスーツです。
実は、洗えるスーツというのは、ウォッシャブルスーツという名前で以前から販売はされていましたが、これらは「きちんとしたスーツ」でした。これが、もっとビジネスカジュアルなものが販売されたわけです。
要するに、部屋着に近いビジネスカジュアルです。
テレワークが基本になってきた事に対して、ギリギリまで寝ていたいという人々の想いが強い場合、瞬時にWEB会議にビジネスカジュアルで参加し、瞬時にプライベートモードで部屋着になれるという「行動」を叶える必要があります。
これは、男性用・女性用・LGBTQに必要になってきます。
では、IT業界の私たちにできる事は何があるのでしょうか?
もちろんリアルな世界で、部屋着のようなカジュアルスーツを製造していく事も必要になると思いますが、もっとデジタルな目線が考えると、
着せ替え機能付きのWeb会議ツール |
の需要が拡大するのではないかと考えています。
特に女性の場合は、バーチャルで化粧ができて、髪もバーチャルでセットされていて、洋服も本当はパジャマなのにビジネスカジュアルスーツになっている・・こんなツールですね。
これをTeamsやZoomに追加インストールできるものが開発できると面白いですよね。
だって、スマホアプリでは、これらが実装できていますもんね。
企画してみたいと思います。