「匿名映え」の流行
最近、「匿名映え」というのが流行っているのを知っていますか?
映えるという言葉は、Instagramから出てきた言葉のように思いますが、最近ではInstagramでの写真からその人の住所を割り出す探偵屋みたいな職業があるようです。それを「特定屋」というみたいですね。
Instagramのように写真を公開するのは、以前から問題になっていて、写真も解像度が上がって指紋なども見えてしまうので、それを使った犯罪が起きたり、自宅がバレてしまって、ストーカー被害にあったりするようです。
これを逆手に取ったサービスとして「特定屋」というのがあるみたいです。
探偵みたいなものなのですが、探偵屋との違いは
・探偵は、職業として世の中に認められている。
・ストーカー等の犯罪にならないように、仕事を請ける際の選別をしている。
という状況のようです。
特定屋はそういう事がないので、闇仕事の部類なのでしょう。
そもそも職業って、必ず「〇〇協会」という存在がいますよね。IT業界だと、情報サービス産業協会(JISA)とか飲食業界だと日本フードサービス協会とかです。探偵屋でも、探偵協会というものがあります。
このように、世間から仕事と認められた場合には、社団法人とかの団体ができて、横串に業界を管理するようになるのですが、IT化が進んだ現在において、世間に仕事と認められていない「特定屋」のような職業は、早々に社団法人などの協会を設けて、横串で管理していくようにしないと犯罪に利用されたりするわけです。
Youtuberとかは、最近できた職業ではありますが、協会は存在しません。しかし、なぜ統制が取れているのかというと、Googleが管理体制を持っていますし、Googleはアメリカ合衆国が管理して、株主も目を光らせていますので、統制が強化されているのだと思います。
ただ、特定屋が職業として認められている・いないに関わらず、ネット上にアップされた写真を見てある程度特定していく事は素人でも可能なわけで、カメラの性能が向上している以上、気をつけないといけないです。
そこで登場したのが、顔を隠してインスタ映えを狙う「匿名映え」です。
これが流行しているわけですね。しかも流行ったのは、顔の隠し方をオシャレにできるからなのだそうです。
やはり、どれだけ自分の顔が盛れるか?を追求した結果、イラストとか何かに代用した方がもっと映えるし、特定もされにくいよね!って事なんだと思います。
という事は、これがテレワーク等のスタンダードになっていくかもしれません。
動画でも顔を隠すけど、会議に参加する見たいな感じですかね。
それも楽しいかもしれません。