共働き夫婦に想うこと

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コロナ禍の状況で、本を読む機会も増えたので、色々な文献を読みあさっていたら、ふと「共働き夫婦がいる職場のコンサルティング」という文献を見つけました。

当社でも以前は2組の夫婦が存在していましたが、1組は夫の方が「Youtuberになる!」という事で背中を押す事にして、退職されましたので、現在は1組のみ夫婦が在籍していますが、今後の事もふまえて、この夫婦をイメージしながら、「共働き夫婦がいる職場のコンサルティング」という文献を読んでみました。

そうすると、当社の夫婦にも大きく当てはまるのではないか?という5つの項目がありましたので、整理してみます。

(1)罪悪感を持たないような環境にする事
子育てをしながら仕事をされる方のほとんどが、子供の迎え等で残業や呑み会に出席しずらくなる事から、罪悪感を持って働いている方が多いと言われているそうです。しかし、よくよく考えてみると、少子高齢化の現代において、子供を産んで育てる事は先々の社会貢献をしている為に、全員でバックアップするのが正しい姿です。むしろ偉いです。そういう接し方をする事が先々を見た時に大切な事なのではないかと思います。

(2)仕事と子育て(プライベート)との明確な境界線を作る事
これは、現在リモートワークされている方も含めて共通的な問題なのかもしれないですが、仕事と子育てやプライベートの切り替えがうまくできていない方が多いそうです。では、どうやって切り替えるのかというと、切り替える為のルーティーンが必要だという事です。
強制的に仕事のパソコンをOFFにし、プライベートに切り替わる時に、あえてプライベート用の洋服に着替えるとか、シャワーを浴びるとか、部屋の匂いを変えるとか。とにかく、プライベートモードに切り替わる時の動作をルーティンにする事で、だんだんと精神的な切り替えができていくそうです。

(3)休みを取る事
子育てをされている方は、仕事で周囲に迷惑をかけていると思いがちで、さらに子育てしている事で周囲に気を遣われたくない等と思っているからか、休みを取らない方が多いそうです。さらに、休みを取りたいと申告しても、上司が眉をひそめたりする方も多いようで、なかなか休みを取りづらい。なので、まずは子育てしている人は偉いのだ!という意識が必要で、ここでも周囲や会社がきちんと休みを取れるようにして行かなければなりません。

(4)圧力をコントロールする事
子育てをしていると、わがままな子供を育てるうえで、もう手に負えないと思ったり、同時に仕事上でも手に負えないと思ったり、「手に負えない圧力(プレッシャー)」が何度も襲ってくるそうです。なので、そうなった時は、30分間だけ何もしないと決めて放心状態になるとか、パソコンの電源を落とすとか強制的に圧力から線を引く動作が必要かなと思います。

(5)全てにポジティブでいる事
子育てをしながら働いている方は、周囲からいじめられているような感覚に陥ることがあるそうです。この為、自分で今日実行したポジティブな事を日々日記に書いたり、メモに書いたりしながら過ごす必要があるので、周囲からもポジティブな声をいただけたらと思います。

 

やはり子育てをされている方に対する周囲の理解が必要だという事です。