当事者意識を持つことでチャンスを掴む
「当事者意識が欠如している日本人」とは海外の方からよく聞く話です。アメリカの若者と話をすると、真剣にアメリカ合衆国の政治に対して、真剣な議論をしている姿を良く見ます。逆に日本の若者は、政治に無関心であり、なんのニュースを見ても他人事に話している事が多いと思います。ファミレス等の若者の会話を聞いていると、当事者意識がないな感じますよね。
当事者意識がない人の思考を観察していると、Input(入手)した情報に対して、Think(考える事)をせずに、Output(出力)している事がわかります。これは、当事者意識のないテレビのコメンテータでも、会社の会議でもそうです。
当事者意識のない人のファミレスでの会話で例を挙げてみると、
▼Input(入手した情報) 「小池都知事が過労で入院した」という情報▼Think(考える事) ・・・・ ▼Output(出力) |
というのが、当事者意識のない人の会話例です。
テレビコメンテーターでも当事者意識のない人のコメントで同じ事が言えます。
▼Input(入手した情報) 「熱海で土石流があった」という情報▼Think(考える事) ・・・・ ▼Output(出力) |
このように、当事者意識がない方は、Think(考える事)をしていないので、受け取った情報をそのまま横流ししているだけです。
では、当事者意識のある方は、どういう会話をするのかというと、
▼Input(入手した情報) 「小池都知事が過労で入院した」という情報▼Think(考える事) 私が小池都知事の立場であれば、これだけ長い期間にコロナウィルスの対応と、オリンピックの対応で、周囲から色々言われている中で、小池都知事の周囲も疲弊してしまって、真面目な小池都知事が色々背負ってしまって鬱になったのかもしれない。 ▼Output(出力) |
となるわけです。
このように、当事者意識のある方は、「自分に置き換えて考えている」というのが分かります。
そうすると、次にやらないと行けないアクションが見えてきて、会話が前進して行くわけですね。
何事も自分に置き換えて考える事で、当事者意識で物事が考えられて、チャンスが生まれるのです。
当事者意識で物事を考える(自分に置き換えて考える)事が、どれだけ多くのチャンスを掴む事ができるのかを体験して欲しいと思います。