ファスト映画の何が悪い?
最近ニュースになっているファスト映画。何が悪いのかと言うと、やはり著作権侵害によって損害が出ていることが問題になるわけですが、そもそもファスト映画が需要として必要とされてきているのは、世の中の変化によるところが多いわけです。
そもそも、2時間とか2時間半の映画を見る為に、行き帰りの時間を考えると、3時間とか4時間を費やさないといけないです。それなのに、どんどん映画はたくさん作られます。
なので、映画鑑賞に対して、もっと効率よく見たいなという人は多いはずです。
これだけ情報社会になっていって、情報が溢れかえってる世の中では、スマートフォンなどで情報を確認するスピードもすごく早くないとついていけなくなります。ひとつの情報を見て自分にとって必要な情報をオフ必要な情報を判断するのは、若い方だと一画面1秒です。すごいスピードです。
そのぐらい早いスピードで情報を追っかけないとニュースやSNS の情報をスピーディーに知ることはできないです。
似たような話で、書籍のまとめサイトあります。漫画もありますね。
いろんな人が書籍を発売することが容易になった関係で、いろんな方々がいろんな書籍を発売します。ただ一冊読むのにやはり数時間の時間は必要になって、この本がそれだけの時間を費やして見る価値のあるものなのかどうかというのを判断するためには、書籍の書評をするようなまとめサイトが必要になります。
このように、たくさんの情報を短時間で判断しないといけないと言う環境は、他にどれだけあるのか考えてみました。
例えば転職する時の会社情報。または、学校の情報・バイクの情報・車の情報・旅行先の情報。
要するに、一つのジャンルの中にたくさんのカテゴリーが存在するものに対して、素早く自分のために必要な情報と判断しないといけない時に、ファスト映画のような需要が発生するのだと思います。
そうなると、「必要なのか不必要なのか判断する時短サービス」というのが世の中に必要になってくるので、当社の中でも企画を進めないといけないなと思います。
ファスト映画は著作権違反したという意味では悪いことではありますが、自分に必要なサービスなのか不必要なサービスなのかを判断するために、「判断の時短サービス」を叶えたという意味では優秀なものでした。この時短サービスが、非常に重要であるということが証明された事件でした。
社内の企画会議で議論してみようと思います。