Windows11に関する予備知識
少しずつざわつき始めてきたWindows11。そもそもWindows UpdateによってWindows10xにする予定だったのが状況が一変して、Windows11になった背景や、これから準備しておかないといけない事について整理してみます。
なんでWindows11を発表するの?
まず、社会情勢を見てみると、近年低迷していたPCの売上台数が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて売上が回復しているそうなのです。 私もそうですが、テレワークで自宅での仕事が増えた分、自宅の環境に目を向ける事が多くなり、掃除をすごくするようになったり、日頃気になっていたモノを修理したり、この流れで色々な発想が生まれてきて、PCを購入してしまいました。なので、PCの売上が回復したのはなんとなく理解できます。 また、これ以外にマイクロソフトが、アップルの独自チップ「M1」の成功に対抗しようとしているので、Windows10xではなく新たにWindows11として発売するという噂もあります。 |
Windows11では何が変わるの?
では、マイクロソフトは何を新たにしたのか。 マイクロソフトは、Windows10xに搭載される予定であった機能の一部を引き継いでWindows11にするそうなのですが、Windows10xの機能以外に何を搭載するのかというと、主にビジュアル面の改良らしいです。 例えば、スタートボタンを中央に持ってくるとか、Zoomに対抗するMicrosoft TeamsをデスクトップのUIに直に組み込まれたりというのがあるそうです。 これ以外だと、アプリストアに関して、今まではマイクロソフトの決済システムを利用するようにしていて、アプリの売上から30%をマイクロソフトに支払わないといけない状況だったのですが、アプリ開発者の方で使っている決済システムを導入して良いという事で、アプリ売上の100%を開発者が受け取る事ができるそうです。 |
Windows10はどうなるの?
では、Windows10はどうなるのかというと、これまでと同様、機能更新アップデートを適用しないと、2025年10月14日以前にサポートが終了してしまうことだ。例えば、Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)のHome/Proエディションは、2022年5月10日でサポートが終了する予定となっているそうです。 ここは気をつけないといけないところですね。 |
最後に今からやっておかないといけないのは何か?ですが、前提としてWindows11はWindowsUpdateでバージョンアップできるので、基本的には大きな影響はないはずなのですが、バージョンアップ対応機器なのかどうかは事前に確認しておく必要があるそうです。
基本的に、Windows11のベンチマークテストは、Windows 10と同等らしいので、大きな問題はないと思いますが、問題が生じやすいのは古い開発環境で作られたアプリや、ハードウェアは気にする必要があるそうです。
今のうちにやっておかないといけない事を整理すると、
(1)データをオンラインストレージなどに退避しておく
(2)バージョンアップ対応機器なのかどうかを調べる
(3)古い開発環境で作られたアプリがないか確認をし、対処しておく
という部分かなと思います。
バージョンアップ対応機器なのかどうかを調べるには?(準備中だそうです) |