実は●●してしまう人って
最近、著名人の自殺が続いていますが、少し色々と文献を見て感じた事があります。
それは、なんとなく共通点があるという事です。
重要なのは、一人になった自分がどういう自分でいられるのか?これが大事な気がするんです。
ここで新卒社員向けの教材として作成した50ページの教育資料があるのですが、ここで過去の自分を振り返ってみて下さいという項目があります。
これには、「一人ぼっちの自分になった時の自分はどういう自分ですか?」という事を考えるページがあります。
ここに自殺をしてしまう人と、そうでない人の分岐点があるように思います。
皆さんもやってみてほしいのですが、コロナの時期は一人になる事が多かったと思うのです。それは、著名人は世間の目があるので、自分自身を厳しく律する必要がある人も多く、仕事が少なくなった時に、さらに孤独の状態になったを思います。
自殺をするという行動をしない人(ポジティブ思考の人)は、
・一人でいても楽しむことができる ・一人で自分と対話をする事ができる ・気持ちを整理する為に一人になる という状況が作れる事に対して、自殺をするという行動をとる人(ネガティブ思考の人)は、 ・一人になるのは寂しい ・一人でいても暇でする事がない ・皆で一緒にいるほうが楽しい という状況になるわけです。 |
よく大学のサークル等で、たくさんの人と関わって友達がたくさんいて、楽しそうなのを見たときに、「すごいポジティブ感がある」というように見えますが、実はこういう人達の方がネガティブ思考になりやすいわけです。
著名人の方でも、「●●会」などと謡って、仲間同士で定期的な飲み会をやったりしている話を聞きますが、まさにこれは一人になるのが寂しいとか一人でいても暇・・・だから、人と一緒にいる。そういう流れにある。要するに、周囲の影響を受けて人生を進んでいる人になるわけなんです。
そうすると、仕事が減ってきて、一人になる時間が多くなったり、コロナで一人にならざるをえない環境になった瞬間に、ネガティブな思考に入ってしまって、人によっては自殺を考えるのでしょう。
友達が多い人というのは、すごく充実しているように見えますが、実はネガティブ思考に入ってしまいやすいという事を理解して接しないといけないと思い知らされます。
意外な人が自殺してしまうというのは、このような論理なのでしょう。
陰キャではなく陽キャの人の方が自殺者が多いのはこういう事なのかなと思います。