よく聞く「○○と○○」の大切さ

 | PICLOG

 

社内でも社外でも会話する時には、お笑い番組などでもよく言われている「緊張と緩和」は大切にしています。

とはいっても、相手が緊張する場面もあれば、こちらが緊張する場面もありますし、どちらも緊張している場面もありますね。

この時に緩和を入れられるかどうかが、会話の頭の良さというか、その場の空気を安全なものにするかどうかの鍵を握っているように思います。

会議というのは、そもそも現代の報連相はチャットやメールなどで十分なので、人が集まった状態で会議する場合は、ディスカッションする事がメインになります。要するに会議参加者それぞれの意見を引き出さないといけないわけですね。

ただ、緊張した状態だと、「ここで自分は発言していいのかな・・」「自分みたいな人が発言したら、叩かれないかな」という感覚になって、誰も発言しない事になります。すると、ディスカッションする為に会議をセッティングしたはずなのに、「宿題として考えてきてくださいね」で終わってしまう事になるわけです。

・・集まる必要ないですよね?

なので、ここで重要なのは「緩和」なんです。

お笑い番組でも、「緊張と緩和」っていう人いますよね。笑いを起こす為には、緊張が必要なんです。

お笑いは、そのネタの中で、わざわざ緊張させる事をして、そこから緩和させて笑いを入れるわけですよね。

赤ちゃんを笑わせようと思った時、皆さんはどうしてますか?

私は、「あれ?あそこに鬼がいるかもしれないよ?」と緊張させて、実は大好きなお菓子が置いてあるとか。

どっきり番組でもそうですよね?

真剣な番組を収録をしようとして緊張させて、落とし穴に落ちる(緩和させる)みたいな感じです。

会議は、そもそも緊張状態からスタートしますので、あとは緩和する笑いを入れるだけなのですが、どうも緊張で終わる会議が多い・・

笑いを入れて緩和させる事で、その会議は緊張状態から安心状態になるわけなので、発言しやすくなるのです。

そうするとなんでも話ができる状態になって、正常なディスカッションをする事ができると。

これが正しい会議のあり方です。

では、どうやって緩和(笑い)を入れないといけないのか?という部分を整理してみたいと思いますが、自分自身が笑える時と笑えない時を整理してみた時、ある法則がある事に気が付きます。

 

<笑える時>
・もうどうしようもない時(もうどうにもならんわ・・とわらけてくる)
・他人事である時(そんなアホなやつおるんやー・・とわらけてくる)
・自分事を受け入れた時(自虐ネタで笑う)

この3つに集約されるのかなと思います。これに対して笑えない時はどうなるかと言いますと、

<笑えない時>
・どうにかなりそうな時(どうにかなるから、急いで対応をする)
・他人事に思えない時(それ、俺も心当たりあるし・・)
・自分事で受け入れられない時(まだ傷が癒えてない・・)

 

となりました。皆さんはどうでしょうか?

笑いをとろうとおもった時には、やはり誰も傷つけない配慮が必要となりますし、センスが大切ですね。

ちなみに、私が最近笑ったのは、このYoutubeです。

緊張からの緩和。見事ですよね。

これはまぐれだとは思いますが、何回見てもわらってしまいます。