自己反省の日々

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色々な事がそんなにうまくいくはずも無く、第二創業期で入社された方が15名以上採用したわけなのですが、
3名が離脱してしまいました。

色々な方がいるのは分かっているものの、やはり面接では分からない部分があるもので、
なんとかできる事と、できない事があるわけなんです。

少し振り返ってみます。

●一人目の退職者
新卒で入社された方だったのですが、入社されてすぐ遅刻が目立ちはじめ、欠勤が多くなってきました。
なぜ欠勤がそんなに多いのかという面談をさせていただいたところ、人混みが苦手で、体調が悪くなるという事。
特に電車に乗った際が酷いとの事で、お母さまとも話をさせていただき、出勤困難なのではないかという事で、
退職という流れになってしまいました。

ここでの反省点としては、
持病や通勤等に関して問題がないか、きちんと面談時に確認する必要があるのだなと考えました。
今後に生かしていかないといけない事です。

●二人目の退職者
転職で入社された方で、大変優秀な方でした。前職では、お休みがあまり取れなく、実家に帰省する事も少なかったのですが、
当社に入社してから、お休みも取りやすくなった為、帰省する事も多くなり、ご両親の今後を考えて、実家の近くの会社に
就職し、ご両親のそばにいたいという想いが強くなったそうです。致し方ない事なのかもしれないですが、
ご本人の今後の人生を考えますと、これは背中を押してあげる事なのだろうという事で、退職を受け入れました。

ここでの反省点は特にないのかなと思います。
ただ、確かに日々顔が暗くなっていったように感じていましたので、もっと早く気づいてあげられれば良かったなと、
反省しています。

●三人目の退職者
前職から半年近く働いていない状況の中で転職された方でした。当社の地方創生の考えに対して興味を持っていただき、
一緒に仕事したいと考えましたが、少しずつ顔が暗くなっていったように思います。
しばらくして休みがちになってしまったタイミングで色々と話を聞いてみたところ、
適応障害・うつの傾向があるとの事で、入社して2か月も経過しない中で、退職となりました。

ここでの反省点は、半年近く働いていない状態であり、2時間近くかけて通勤していた部分もあり、
その状況の中で、急にトップギアで色々と仕事をしていただいた点が、負担になったのだろうと思います。
長期間に渡って、仕事をしていなかった方に対しては、少しずつ仕事を実施していただくような配慮が、
必要だったのではないかという反省があります。

まだまだ人と仕事をしていくうえでは、色々な配慮をしていかなければならないという反省は、
日々更新されていくものでもありますし、そういった中で、採用した従業員がどんどん繋がっていき、
仲良く仕事しているのを見たり、オペレーションミスをして、みんなでリカバリしたりと、
大変な事もありますが、うれしい事もたくさんあります。

色々な事を許容し、色々な場面を必死にクリアしていきたいと思います。

これも一つの生き様かもしれません。

ただ、この失敗を糧に、良い方向に繋がっていけるように精進していきます。