短文文化の弊害?

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SNSが普及した世代の短文文化の不思議

 

日本語の基礎と応用

 

SNSが普及した世代では、短文での表現が多い為、長文のメールになるとミスが目立ちます。要するに、世の中が効率よくなると、そもそもの基礎が忘れられ、品質が低下します。これは、昭和世代も若い頃に同じ事が発生したわけで、時代は巡るという事です。ただ、いつの時代も、経済を回しているのは、40代~60代なわけで、この方々ときちんと対応ができないと、失礼な人・失礼な会社としてレッテルが貼られてしまうわけですね。なので、今回は日本語の基礎という部分を深掘りしていきたいと思います。

若い方々の文法では、主語がないパターンが多いのですが、日本語の文法は、主に語順、助詞、動詞の活用、敬語などの要素から成り立っています。以下に、これらの要素について詳しく解説します。

 

語順
日本語の基本的な語順は「主語-目的語-動詞」です。例えば、「私はリンゴを食べます」という文では、「私」が主語、「リンゴ」が目的語、「食べます」が動詞です。この語順は、英語の「主語-動詞-目的語」(I eat an apple)とは異なります。

例文
・彼は本を読みます。 (He reads a book.)

・彼女は音楽を聴きます。 (She listens to music.)

 

助詞
助詞は、文の要素を結びつけたり、関係を示したりする言葉です。日本語の助詞には多くの種類がありますが、以下に主なものを紹介します。

主な助詞
・が: 主語を示す。例: 「犬が走ります。」

・を: 目的語を示す。例: 「リンゴを食べます。」

・に: 場所や時間を示す。例: 「学校に行きます。」

・で: 手段や方法を示す。例: 「電車で行きます。」

・の: 所有を示す。例: 「私の本。」

 

動詞の活用
日本語の動詞は、使われる文脈や時制に応じて形が変わります。これを動詞の活用と呼びます。以下に、主要な動詞の活用形について説明します。

基本的な活用形
・ます形: 丁寧な形。例: 「食べます」「行きます」

・辞書形: 普通形。例: 「食べる」「行く」

・て形: 接続形。例: 「食べて」「行って」

・た形: 過去形。例: 「食べた」「行った」

 

敬語
日本語には、相手や状況に応じて使い分ける敬語があります。敬語には、尊敬語、謙譲語、丁寧語の三種類があります。

尊敬語
尊敬語は、相手の行動や状態を高めて表現するための言葉です。例えば、「行く」は「いらっしゃる」になります。

謙譲語
謙譲語は、自分の行動を低めて表現するための言葉です。例えば、「行く」は「参る」になります。

丁寧語
丁寧語は、文章全体を丁寧にするための言葉です。例えば、「です」「ます」がこれに当たります。

 

まとめ
日本語の文法は、語順、助詞、動詞の活用、敬語など多岐にわたります。これらを正しく理解し使うことで、より自然で適切な日本語を話すことができます。学習を続けることで、日常会話やビジネスシーンでも役立つ日本語力を身につけることができるでしょう。