ZOOM利用に関する注意喚起(Teams利用徹底)
「ZOOM」というビデオコミュニケーションツールについて、注意喚起させていただきます。
ビデオコミュニケーションツールでは、「Skype」だったり「Teams」だったり、そういうビデオで相手と繋がってオンラインで飲み会とか会議が出来るようなアプリケーションがあります。
これと同じように、相手の動画、画像をリアルタイムで見ながらコミュニケーションが取れるという様なツールで「ZOOM」というのがあります。
この話題が最近とても急上昇していますのでその話をさせていただきます。
まず「ZOOM」というのは中国人の起業家が開発した物と言われています。ZOOMの代表取締役の方というのは、エリック・ヤンさんという方なのですが、その会社というのはアメリカのカリフォルニア州のサンノゼ、シリコンバレーの所に設立されていますが、この方はシスコシステムズの所に所属していて、Webexというのが今製品としてありますが、そこで技術担当としてやっていたエリック・ヤンさんがドロップアウトしてZoomビデオコミュニケーションズという会社を立ち上げたという所です。詳細は、下記を見て下さい。
このZOOM去年の12月までは数千万人程しか利用者は居ませんでしたが、このコロナウイルスの関係で今年に入ってもう2億人を利用者が増えているという状況らしいです。そのZOOMというのが最近凄く言われているのが「ZOOMビデオコミュニケーションズ」という会社自体が物凄く利用者が増え、爆発的に会社の株が上昇している反面、ZOOM自体が利用者の楽しさを追求した為に、セキュリティ面が結構脆弱だとの事です。
ZOOMを何故皆さんが選ぶのかと言うと、ZOOM自体というのは結構遊び心があるビデオコミュニケーションツールなのだそうです。ZOOMが何故若者達に人気になって今一般の人達にも人気があるのかと言うと、ソーシャルメディア的要素があるらしいです。Webカメラから撮影される自分の映像にフィルタをかけたりとか、背景の映像を編集、加工が出来たりとか、自分の散らかった部屋の様子を隠したりなど色々な事が出来る訳なのです。
自分の知人もZOOMを使っている人にどんな感じなのか聞いて、その画面を送ってもらいました。自分がスッピン状態でも化粧をした感じに見せる事が出来たり、動物のぬいぐるみを被っている様に見せたり、色々な事が出来る様になっているらしいです。
そういう物を見てみてZOOMが売れるのは理由があるのだなと思いました。
ただ、セキュリティ面に物凄く脆弱性があって、どういう事が発生するのか文献をそのまま読むと、例えば大事なビデオ会議中に外部からの侵入があってポルノ映像がいきなり流れたりとか、後は使っているユーザーのプライバシー保護の部分が軽視されているので、ZOOM利用者の個人情報がその人に断りなくFacebookへ提供されたりとか、ビデオ会議の主催者に知られてしまったりとか、後は色々なソーシャルメディアの所に勝手に個人情報が連携されたりする事が発生しているらしいです。
なので、例えばアメリカのFBIやNASAは、セキュリティ上の問題からZOOMの利用を全て禁止にしている状態らしいです。
当社はMicrosoftのTeamsをメインに使っていますので、無償のSkypeだったり、Googleのハングアウトを使わない様にしていて、Teams一択です。皆さんにもこういうセキュリティ上のリスクがありますよという事をきちんと分かって頂いた上で、ZOOMの利用というのを注意喚起します。
Xerotta株式会社 人事