30代の働き方(役割と責任)
面接や人事評価に関して、当社の方針を聞きたいという質問をよくいただきます。先日20代の働き方(役割と責任)というのを述べましたが、これの30代編という事で述べていきたいと思います。
30代の働き方に関して同意できる記事がありましたので、リンクを貼っておきます。
マイナビ転職エージェントサーチ
13 Pockets
30代以降も成長する人、伸び悩む人
マイナビ転職エージェントサーチ - 30代というのは、キャリアの重要なターニングポイントだ。これはマネジャークラス=幹部候補に選抜される年齢であるという意味でもそう...
まず、当社が考える30代の模範となる姿ですが、それは
人としてのブランディングができているのか?
です。20代では、多様なチャレンジと失敗を積み重ねましょうという話をしたかと思いますが、これによって30代では何を任せても失敗しない人間になるわけです。という事は、成功体験を積む30代に入っていくわけです。成功体験を積むという事は、要するに自分がブランド化されていくという事に繋がります。
例えば、人は細かい作業を得意とする人と苦手とする人がいます。新しい発想が得意な人と苦手な人がいます。人を管理するのが時な人と苦手な人がいます。このように、自分が得意とするものはなんなのかを20代のチャレンジと失敗体験から、自分が何に向いているのか?何が得意なのか?を分析し、その得意な分野を研ぎ澄ます期間が30代なのです。
ここで、万が一20代をチャレンジせず、失敗をした事がない状態で30代になると、「チャレンジせず成功体験が少ない人間」になりますので、安全な仕事しか任せる事ができない為、「他の人でも大丈夫な仕事しか任せられない」状態になります。
という事は、「替えのきく人材」という事になるわけです。
結果、リストラの対象になったり、いてもいなくても良い存在になったりするわけですね。
なので、30代は自分の中で成功体験を作り、自分をブランディングする時期だと考えてください。
次回は、40代の働き方(役割・責任)に関して述べたいと思います。