繋いでみな・・・飛ぶぞ!?

 | Mobileセキュリティー

色々なセキュリティー対策を実施していても、利用者の情報不足から自分のデバイスが何らかの脅威に襲われる事があります。

今回、「これは共有しておいた方がいいな」と思いましたので、みなさんにシェアしておきたいと思います。

今回シェアしたいのは、「奇妙なSSIDを繋げてしまうと、iPhoneが壊れる」という事例です。

なぜか、Androidは何も影響がないらしく、iPhoneだけに影響があるそうです。どういうものなのかと言うと、

それは、「%p%s%s%s%s%n」という怪しいWiFiのSSIDに繋げたらWiFi機能が壊れるという事例なのだそうです。

これは、セキュリティ研究者のCarl Schou氏によって発見された事なのだそうですが、まだこのSSIDに出会った事はないので、今のところ心配する事はないと思います。

ただ、ここで学ばないといけないのは、「見知らぬSSIDに繋げてしまうと何か起こってしまう可能性があるから、気をつけよう」って事です。

犯罪は多様化してきていますので、自分である程度防御していかないと、ウィルスチェックソフトだけでは防げない犯罪が多いので、注意していきましょう。

 

ちなみに、もし間違って繋げてしまった場合は、下記のように修復すれば問題ないようです。

まず、全てのネットワーク設定をリセットして下さい。やり方は、「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」で修正できます。

これにより、iPhoneに保存されている全てのWiFiネットワークがリセットされ、iPhoneは再び正常にWiFiに接続できるようになります。

このバグの原因については、iOSがパーセント記号 (%) の後の文字をコーディングの言語で使われている変数名やコマンドを指す記号列のフォーマット指定子と間違えてしまう事が原因のようです。

「%p%s%s%s%s%n」という名前のWiFiネットワークがそこら中にあるわけではありません。いずれAppleがiOSのアップデートでこのバグを修正するかと思いますが、パーセント記号が含まれたWiFiネットワークにも警戒しておきましょう