周囲がおいしくなることを考えなさい

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「自分が評価されることではなく、周囲が評価されることを常に考えなさい」というのを先輩から20年前くらいに言われた事があります。

10年後くらいに言っている事が本当の意味で理解できるようになったのですが、本来「会社」というものは、社会に貢献して対価をいただく事を目的としています。

社会というのは、当社が提供しているサービスの利用者であったり、協業会社だったり、従業員です。

サービスの利用者に対しては、より良いモノやコトを提供して満足していただきたいですし、

協業会社に対しては、一緒に仕事する事で裕福になってほしい。

従業員も同じく、私たちと一緒に仕事をする事で裕福になってほしい。

この為には、お互いが率先して社会貢献する姿勢(与え続ける=Giver)でなければなりません。

そもそも、Giver(ギバー)という言葉を聞いたことありますか?

Giverとは、自分から与え続ける人の事を指します。これに関連する言葉として、TakerやMatcherという言葉があります。整理してみるとこのようになります。

 

 

昔の田舎暮らしの環境においては、隣人同士が醤油を貸したり、借りたり。お歳暮などを送りあったりする文化があったのすが、

今は他人に介入しずらい環境にある(ハラスメント等が取り沙汰されている)ため、介入して欲しくないし、介入されたくないというのが当たり前になっているように思います。

最近では、お引っ越ししても両隣に挨拶する人も少なくなりましたし、逆に挨拶すると変な目で見られたりします。

なので、みんなTakerやMatcherが多くなってきたように思います。人から何かを与えられてから、初めて何かを与えようと思う人ではなく、自ら与えていくGiverになってほしいと思います。

ちなみに、当社の従業員で同じ従業員に対して、いつも誕生日プレゼントを渡す人がいます。

これはすごい事なんだと感心します。