第二創業期2年目に向けて
1年間で見えた事と2年目に向けて
将来のビジョンと、武器を持つ
2024年4月から第二創業期がスタートし、もうすぐ1年目が経過しようとしています。IT業界に十分に慣れた方も、新人として入ってきた方も含めて、「ITは、物事を効率化する事」という意識を持って、業務を実施していただきました。
今、皆さんが感じているのは、多分「すごくやる事が多い」と感じていると思います。まさに、一年目で感じていただきたかった事として、マンパワーには限界があるという事を理解して欲しかったという目的は達成できたかなと思います。また、IT業界に入ってきたけれども、IT業界に合わない方もいましたので、概ね想定通りかなと思います。
さて、ここから次のステップに向けて動きます。
(1)キャリアプランの確定
2025年度は、適職診断テストを何種類か実行しようと考えています。1年間色々な業務を実施していたいた結果や、今までの社会人生活で実施してきた職種で、結果どういう職種が向いているのかという点から整理させていただき、早めにキャリアプランを決めて、その職種の経験を積んでいただきたいと考えています。
(2)武器を持つ
2025年度は、キャリアプランを策定した後に、武器をきちんと持つという事を実践したと考えています。外部研修や社内講義などで強化していきたいと考えています。やはり効率化をする為に直接的に関係してくる部分ですので、今実施している業務を全て自動化していただきます。
1. スクリプト・プログラミング言語
- PowerShell:
Windows環境のシステム管理やタスク自動化に特化。 - Bash等のシェル:
LinuxやUnix系OSでのタスク自動化に広く利用。 - Python:
汎用プログラミング言語として、多数のライブラリ(例:Selenium、PyAutoGUI)を活用した自動化。
2. RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツール
- UiPath:
ユーザーインターフェース操作の自動化。 - Blue Prism:
エンタープライズ向けのRPAツール。 - Automation Anywhere:
業務プロセス全体の自動化に対応するツール。
3. 統合プラットフォーム / ワークフロー自動化ツール
- Microsoft Power Automate (旧 Microsoft Flow):
Office 365やその他Microsoft製品との連携した自動化。 - Zapier:
Webサービス間の連携をトリガーとアクションの組み合わせた自動化。 - IFTTT:
シンプルな条件設定で自動化。 - Integromat (Make):
複雑なワークフローやデータ連携で自動化。
4. IT/DevOps 自動化ツール
- Ansible:
インフラの構成管理や自動化に優れ、エージェントレスで自動化。 - Chef / Puppet:
システム構成管理ツールとして、大規模なインフラ自動化。 - Jenkins / GitLab CI/CD:
継続的インテグレーション(CI)やデリバリー(CD)の自動化。 - Docker / Kubernetes:
コンテナ化やオーケストレーションにより、アプリケーションのデプロイと管理を自動化。
5. Office およびアプリケーション自動化
- VBA(Visual Basic for Applications):
Excel、Word、OutlookなどMicrosoft Office製品の自動化。 - AppleScript / Automator:
macOS上でのタスク自動化やアプリケーション操作。
6. テスト自動化ツール
- Selenium / Cypress:
ウェブアプリケーションの自動テスト。 - JMeter:
パフォーマンステストや負荷テストの自動化。
7. その他の自動化ツール
- Robocorp:
PythonベースのオープンソースRPAツール。 - BPM(Business Process Management)ツール:
Appian、Pega、Nintex など、業務プロセス全体の設計・自動化。 - AIを活用した自動化ソリューション:
例として、OCR技術を組み合わせた文書処理の自動化など。
(3)1年目での弱点強化
1年目で不足部分が目立ったのが、プレゼンテーションスキルでした。この点は、2025年度で強化していきたい部分かと感じています。PowerPointの基礎的な使い方を学んでいただき、自分が伝えたい事を整理していただくという事を推進していただきたいと考えています。
2025年度も沢山の方を育成し、沢山の方と出会い、沢山の方々とお仕事で繋がっていきたいと考えています。素人もベテランも高齢者も若者も、IT業界に興味がある方は、専門学校に行くより、実践で対応していきましょう!
2025年度も宜しくお願いいたします。