終戦76年の戦没者追悼
本日は、「終戦記念日」です。第二次世界大戦で、終戦を迎えたのが1945年8月15日で、正午に黙祷をします。ただ、この時代になって、戦争の事をきちんと意識して、振り返れる人がどれだけいるんだろうと思いますよね・・。
もう76年経過しているわけなのですが、そう考えると戦争の事を経験談として語れる人はそう多くはない。
戦時中に戦争に行く事になった方々で、若い方だと18歳とか20歳くらいに戦争に行ったわけなので、現在の年齢にすると94歳とか96歳の方々になるわけです。
当時は戦時中に亡くなった方が讃えられ、生き残った方々はなぜ生きて帰ってきたのかと責められるような状況であったり、戦争が終わった事を知らずに28年間もグアムで生き残った方(横井庄一さん)がいたりします。
戦争は決して繰り返してはいけないとよく言われますので、戦争はいわゆる世界での失敗事例なわけです。戦争がどれだけ悲惨なものだったかを本当に実感するには、鹿児島の知覧特攻平和会館に行くと、心が震えるくらいの生々しい光景を目にする事になります。
多分、戦争は「自分さえよければいい」という想いから発生したものだと思いますが、動物世界の中では弱肉強食で小さな戦争は自然界の中では普通に起こっているわけで、戦争していた頃の人類は、どこか動物と同じ発想で物事を考え、さらに進化した知恵から大量虐殺をするような兵器を生み出した事によって、人々を苦しめたわけです。
ここで学ばないといけないのは、「自分さえよければいい」という考えではなく、「みんなで良くなろう」という気持ちを持って、そして進化した知恵で作られたものを正しく利用していく事が「平和」であるという事が言えるのではないかなと思います。
会社の中でも取引先のお客様もそうですが、「みんなで良くなっていこう!」という心がみんなが幸せな気持ちになる事なんだと思います。
車を運転していても、電車に乗っていても、会社の中で仕事をしていても、相手の事を考えて、自分だけでなく、相手も幸せになるように一緒に動いてみませんか?
それが、過去の失敗から学ぶという事なんだと思います。