最終的にはグローバル視点の規格化
新しいモノやサービスを作り出すと、それを真似たり、付加価値をつけたものが市場に出回ります。そうなると、どれがどう違うのかがわからなくなってきますので、それらを比較するモノサシができ、比較できるようになります。さらにそのモノやサービスが世の中に広がると「規格化」がされていくわけです。
規格化というのは、そのモノやサービスの品質・形状などを統一(標準化)していく事を指します。
この規格化されたモノやサービスが、日本独自の標準化されたものをガラパゴス化と言います。そして、その逆をグローバル化というわけです。
今回、電車の改札を通過する場合、ガラパゴス化された仕組みとして、SuicaやICOCA等がありますが、これをクレジットカードでも通過できるようにしたのが南海電気鉄道なわけです。要するに、日本初の改札グローバル化をしたわけです。
これは、今後の日本が海外のヒト・モノ・サービスの流入を防ぐ為の保守的な姿勢から、それらを率先して受け入れていくグローバル化にシフトしていっている事を意味します。
私たちも、積極的に海外のヒト・モノ・サービスを受け入れ、日本品質で海外へ提供できるヒト・モノ・サービスを積極的に排出していく時期に入ってきているのではないでしょうか?
海外の従業員も増えてきている当社は、間違いではない方向に進んでいるように思います。
当社もグローバル化にもっと目を向けていく必要があると感じています。