ICT×SDGs(Sustainable Development Goals)
SDGsという言葉が広まってきています。また、SDGsを意識した企業活動も広まってきています。
そもそも、SDGsを理解されていない方々もいると思いますので、少し説明していきましょう。
少し難しく書いてあるので、一部分のみ抜粋して簡単な解釈をしてみると、
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貧困を無くそう
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農業を推進して食べ物を安定的に供給しよう
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健康になろう
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質の高い教育をしよう
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男女差別を無くそう
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安全な水とトイレを正解に
という事なわけですが、私たちIT企業ができる事ってなんなのでしょうか?
まず、優先順位を考えてみます。難易度が高いものを優先順位を高く、簡単にできる事はやるだけなので、優先順位を低くして整理します。
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優先度(高)貧困を無くそう
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優先度(高)質の高い教育をしよう
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優先度(中)健康になろう
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優先度(中)男女差別を無くそう
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優先度(低)安全な水とトイレを正解に
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優先度(低)農業を推進して食べ物を安定的に供給しよう
こんな感じになると思います。それぞれの考え方なのですが、物事は企画をし、計画を立案して、実行する。という流れになります。
優先度が低の項目に関しては、日本は優れているので、日本品質のものを世界へ輸出していく事ができれば良いわけなので、あとはやるだけですよね?と思います。なので、行動あるのみです。
優先度が中の項目に関しては、皆んなわかっているけど浸透していない。ただ、浸透させて皆さんに理解していただき、行動していただく必要があるわけなので、他人を動かすというところで難易度が少し高いと考えます。
優先度が高の項目に関しては、そもそも貧困がなぜ発生するのか、高い教育レベルをなぜ求めないといけないのかを理解するところから入らないといけないわけです。なので、何度が非常に高くなるというわけです。
では、IT企業ができる事ってなんでしょうか?
このサイトを見てみると、
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AIなど機械学習関連技術領域
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5G
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自立走行(自動運転)
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量子コンピューティング
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ブロックチェーン
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SDGsによるIT業界の市場機会
となっています。ただ、ちょっと手が届かない感覚とボヤっと感があります。もう少し具体的にしてみると、例えば貧困を無くすという部分を焦点をあてて考えるとき、なぜ貧困が発生するのか?をいう点で言うと、
仕事がないとか仕事ができない(体が動かない、年齢の問題)等がある気がします。
仕事がないという問題は、マッチングサービスが必要になりますが、世の中には転職サイトやアルバイト求人サイトもあるにも関わらず、貧困の人々がいるという事であれば、もっと具体的で自動的なマッチングシステムを作らないといけないわけですし、体が動かないとか年齢の問題によって採用されないのであれば、これも体の動く部分はどこなのか?高年齢でもできる仕事は何か?という事を明確にしたうえで、自動的なマッチングシステムを開発する必要があります。
そうなると、自分の経歴をアップロードする仕組みと、求人の仕組みを自動的にマッチングさせるシステムを作れば問題は解決すると思います。
このように、まだまだ世の中には無限に新たなサービスを開発する余地があります。さらに言うと、日本国内だけの求人に対して日本人が応募するという仕組みから、世界の求人に対して日本人が応募するとか、逆もありますが、世界の人材を日本が求人するとかというグローバルで自動的なマッチングサービスを作る事がIT企業のやる事ではないかと思い始めています。
皆さんも、一つのキーワードから需要を予測し、企画できる力を身につけてみてはどうでしょうか?
参考までに一度立ち止まって考えてみてはと思います。