理念・行動指針
年始として改めて、当社の「理念」と「行動指針」からブログをスタートしたいと思います。
(1)理念について
理念とは、組織や個人が行動や意思決定を行う際の根本的な価値観や信念を指します。理念は、その組織や個人の目的や目標の基盤となり、存在理由や行動指針を明確にする重要な役割を果たします。
理念には以下の特徴があります
- 根本的な指針
理念は、その組織や個人の存在意義を表現します。たとえば、企業の場合、製品やサービスを通じて社会にどのような価値を提供するのかを示します。
- 普遍性
理念は一時的な流行や状況に左右されず、長期的に適用されるものである必要があります。時代や環境が変わっても変わらない普遍的な価値観を掲げることが求められます。
- 行動の基準
理念が明確に定められていることで、具体的な行動や意思決定の際に迷うことなく方向性を示す基準となります。
理念は、単なるスローガンや形だけの表現ではありません。それは行動や意思決定の基盤として深く根ざし、組織や個人を支えるものであるべきです。
(2)当社の理念
当社では、理念を以下の3つに分けて定めています。
- 経営理念
「デジタルな世界がアナログの世界を裕福にする」
この言葉には、IT業界に携わる当社の存在意義と使命が込められています。デジタル技術を活用して世の中の効率化を進めることで、アナログな人々、つまり私たち一人ひとりの時間を有効活用し、心の豊かさを実現する社会を目指しています。
現在、日本は少子高齢化の進展に伴い、労働力不足が深刻化しています。この課題に対処するためには、IT技術を駆使して効率化、自動化、省力化を進め、1人あたりの生産性を2倍、3倍に高めることが不可欠です。
その結果として生まれた時間や労力を、より心が通う活動や感情豊かな生活に充てることで、真に豊かな社会を実現しようという想いが込められています。
- 企業理念
「発想と技術の発明集団」
この企業理念には、技術だけでなく、まずは「発想」を重視するという考え方が反映されています。技術を身につける前に、「どのように効率化を進めるべきか」「どのように安全にIT化を実現するか」といった発想が重要です。その発想を基に必要な技術を習得し、実現に向けて行動していくことが求められます。
当社では、この発想を出発点とし、技術を駆使して独創的な解決策を生み出すことを目指しています。
- 育成理念
「技より心、成果より経験と知恵」
育成において最も重視するのは「人間性」です。技術や成果以上に、プロセスや経験を通じて得られる知恵を大切にします。これにより、真に成長できる人材の育成を目指しています。
(3)当社の行動指針
当社では、行動指針を「社内向け」と「社外向け」に分けて定めています。
社内行動指針
「信用と信頼」「相互協働と相互貢献」
- 信用と信頼:
信用は過去の行動に基づき、信頼は未来に向けた期待に基づきます。嘘をつかない、約束を守るといった基本的な行動を徹底し、信頼関係を築くことが重要です。
- 相互協働と相互貢献:
お互いの得意分野を活かし、苦手分野を補い合うことで協働する姿勢を持ちましょう。これにより、個人の力を最大限に引き出し、全体として成長する組織を目指します。
社外行動指針
「真の目的」と「独創的貢献」
- 真の目的:
お客様が求めるシステム開発やアプリ制作は手段であり、その背後にある「本当に達成したい目的」を理解することが重要です。
- 独創的貢献:
ただの模倣ではなく、オリジナリティを持った解決策を提案し、お客様に貢献することを目指します。
改めて、本年も宜しくお願いいたします。